
FX取引の最大の収益機会は、価格変動による為替差益を狙うことです。
通貨の売買ですから、「安く買って」「高く売る」ことがポイントになります。
これは、株式投資と同じ基本原則です。例えば、1ドルが100円の時に、ドルが値上がりすると予想して1万ドルを買ったとします。
その後、予想通り値上がりして1ドル=105円になったので、売る(決済する)ことにします。
すると…
(105円-100円)×10,000ドル=50,000円
価格を5円上げたことで、5万円の為替差益を得ることができました。
一方で、将来的にドルが値下がりすると考えた場合はどうでしょうか。
1ドル105円で売って予想通り値下がりした後、1ドル100円で買い戻せば、買いから入って売りで決済したのと同じように、5円の値下がりで1万ドルあたり5万円の為替差益を得ることができます。
1万ドルあたり5万円の利益を得ることができます。
売りからスタートしても、買いからスタートしても(売り時の価格-買い時の価格)×取引量で損益を計算することができます。
なお、手数料は考慮しておりません。
ただし、予想とは逆の方向に価格が動いた場合は、同じ計算方法で損失が発生しますのでご注意ください。